WEB小説-石川ユーリオ

石川ユーリオのオンライン小説

生命師

生命師:第3話 敵国にミュタの国が乗っ取られる可能性

「このミュタを見ろ! 北に何があるか南に何があるかドッゴスわかるか?」 アムウは周りが山に囲まれた景色を眺めながらぽつりとつぶやいた。「アムウ様、このドッゴスめはわかりませぬ」「俺は今、ライデン家では大うつけと呼ばれているそうじゃ」「……………………

生命師:第2話 生命師の村

ミュタの国の人里離れた山奥に誰にも知られずひっそりと村人たちが暮らしていた。村人たちは畑を耕し農作物を育てていたが、収穫の時期になると畑は荒らせれ、わずかばかりの食べ物しか手にすることができなかった。収穫の時期が訪れ村人たちは今度こそはと…

生命師:第1話 アムウ・ライデン

身なりは貧乏人と間違われるほどの服装で薄汚れていたが、いたって本人は気にする様子は微塵と感じさせない。何日も同じ服を着ているのに汚れないのは、むしろ幽霊や化け物のたぐいだと自ら証明しているようなもんだとでも言いたげな、妙に堂々とした態度な…